港では石船が行き交い、山では石工が石を切り出し、鍛冶の音が響く―。これが小豆島の北東に位置する福田地区のかつての風景でした。
古くは大坂城築城から、伏見城、皇居、伏見桃山御陵などの建造という歴史的出来事のなかに「福田の石」の記録が残っています。この歴史的背景が、「石」に関わることへの誇りに繋がっていました。
現在では、その面影は薄れ、石との関わりがほとんどなくなってきています。
この地で「石切り」という江戸時代から使用されてきた技術に挑戦し、大坂城へ石を運んでいた歴史とともに世代を超えて発信することを目指しています。
・石切りの道具づくりや、石切り(石割)の実演を行う公開ワークショップの開催
・小豆島福田地区まちあるき
・体験メニューの開発
・石丁場の調査研究・・・など
・管理者 川宿田 好見
・小豆島町生涯学習課 学術専門員
・本Webページは公益財団法人福武財団の2020年度瀬戸内海地域振興助成により作成しました。